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墨付けキザミで、大工が自宅を建てる(18)

こんにちは、社員大工のAです。

(これまでのブログはこちら→墨付けキザミで、大工が自宅を建てる⑰

 

前回に引き続き、和室で使う『東濃檜』です。

最近では滅多に「鉋掛け」をする機会は無くなりました。

 

鉋(かんな)の台を調整したり、刃を研いだり、なんしょかんしょ、鉋を掛けるまでに、相当な手間を要します。

 

そして、木材の目や節によって、思うように鉋掛けが上手くいかず、相当な手間を要することもあります。

一筋縄ではいきません・・・

 

 

でもですね、自分は鉋掛けが好きです。

木材を自分の手で「鏡面仕上げ」にする快感、また、道具を触っている時間も大好きです。

 

この御時世、時代にそぐわないと思いますが、“鉋掛けは、大工の真骨頂”なのかも知れません。

 

鉋掛けで仕上がった『東濃檜』、丁寧に紙を巻きます。

何とか無事に完了ですm(__)m

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