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社長ブログ2023/1/17 火
28年が経ちました。
兵庫県南部地震(以下阪神・淡路大震災)の発生から本日で28年が経過しました。
震災によりお亡くなりになられた方に心より哀悼の意を表するとともに、被災されたすべての方々にお見舞い申し上げます。
私は当時高校生で就寝中に少し揺れたかな程度でしたが起床後TVを見ると目を疑うくらいの大惨事で驚きました。こんなことが実際にあるんだと初めて見る自然の驚異に無力さを痛感しました。
この様なことは決してあってはならないと思いますが自然災害なのでどうしようもありません。
地震大国といわれる日本では、どこに住もうと常に大きな地震に備えておく必要があります。
建築物の構造や設備などに関する基準を定めた建築基準法は昭和56年に大改正がされ耐震基準が強化されました。この基準から本災までの間に建築されたのが全国で約2500万戸ありますが兵庫県南部地域の建築物も被災されてしまいました。この阪神・淡路大震災の教訓を受け2000年に建築基準法が更に改正されより耐震強化し2006年に改正耐震改修促進法を経て現行にいたります。
私たちの仕事はお客さまのご要望に沿い、それに応え住宅を建築する設計施工の提案型注文住宅です。
ですが、ご希望の中で構造面で厳しい設計になるのであれば、それをしっかり伝える必要があります。
お客さまのプライベート空間をより快適にするという言葉の中には、そこに住まう人の安全を守るという意味も含まれています。将来に向けよりよい提案と施工ができるよう日々勉強を重ね建設業者として精進していきたいと改めて心より誓いたいと思います。