WORKS 施工事例
安心と快適を同時に得られた、耐震&水廻りリフォーム
SPEC | スペック
今回は耐震リフォームと、それに合わせて水廻りリフォームをさせていただいたI様邸の施工事例です。
昭和53年建築の木造軸組み工法の家屋です。現状の耐震診断結果の評点は0.42点(Y方向)でした。
掛川市木造住宅耐震補強工事費補助金を受ける為に、1.00点以上の評点にする必要があります。
今回は掛川市で補助金対象となっている制震ダンパー『Hiダイナミック制震工法 減振くん』による耐震補強を計画。これを利用の場合は1.00点まで足りない評点を「層間変形角」での基準値で補うことが可能です。I様邸では制震ダンパーを6箇所入れることにより、今回の目標値1/30をクリアできました。
この事例では制震ダンパーを設置した壁の一部をご紹介します。
【施工前】
台所の壁に制震ダンパーを入れる前です。
【施工中】
床、壁、天井、キッチンのすべてをリフォーム希望の為、内部をスケルトン解体し、制震ダンパーを設置しました。
*入ってなかった壁断熱材も入れさせていただきました。
床も今までより強くする為、既存の根太工法をやめて剛床工法(大引+合板28mm厚+フローリング12mm厚)での施工としました。
【完成!】
これまでの流し台もシステムキッチンにリフォームし、地震からの安心と、家事炊事の便利さを得ることができました。
≪仕様≫
LIXIL システムキッチン「アレスタ」
耐震リフォームとは直接関わらない箇所ですが、どうせ工事をするならお風呂もトイレも綺麗にしたい!とのI様からのご要望にお応えしてシステムバス、節水型トイレにリフォームさせていただきました!
【施工前】
寒かったタイル貼りのお風呂をシステムバスへリフォーム。正面窓にも対応可能な商品を入れました。
【完成!】
≪仕様≫
LIXIL システムバスルーム「リモア」1216タイプ
【施工前】
洋式便器が普及しはじめた頃の商品です。もちろん当時は節水型ではないので、たくさんの水を流していました。
床、壁もタイル貼りで寒々しかったトイレでした。
【完成!】
腰壁に杉板を張り、床もサニタリー専用のフローリングへ。とても温かみのあるトイレに生まれ変わりました。商品はキャビネット付きの節水型システムトイレにリフォームし、機能性と快適性を得ることができました。
≪仕様≫
LIXIL キャビネット付トイレ「リフォレ」